嘉間良将棋教室の方針その2。
最近から、緩めて指すことを覚えました。
これも失敗が下地になっています。
今までは、「上手の最善手を見る事が一番の学びになる」
と考えていました。それは間違いではないのですが。
負けが多いと下手の自信がつかず、あまり指し手が良くならない。
勝ちはやはり分かりやすい成功体験で、自信になる。
小学3年生のR君は、しばらく僕と6枚落ちの手合いから進めませんでした。
この2ヶ月程、今までとは違って緩めて2回勝たせ、3回目に本気を出す事を
繰り返しました。ちなみに、その旨「今回はレベル中」とか都度伝えます。
そうすると指し手が変わり、少しずつ良い手が増えてきました!
2か月後の今、僕の本気の6枚落ちにしばしば勝てるようになり、
4枚落ちを今週から始めました(^ ^)
ちなみに緩める技術は単に勝つより難しく、互角の形勢を維持する手を
考える事が、指導者としてもすごく勉強になります。Win-Win。
自分の実力に自信がない方はお気軽にご来席下さい。
あなたの実力を出して勝ってもらうことで、
強くなるお手伝いをします(^ ^)
この記事へのコメント